【独自視点】日本共産党「辺野古ボート転覆事件」2ヶ月後の謝罪が示す崩壊への序章、財政基盤「赤旗」の崩壊危機

沖縄県辺野古における抗議ボート転覆事故と、それに伴う武石知華さん(当時17歳)の痛ましい死亡事案を巡り、これまで沈黙を続けてきた日本共産党が「2ヶ月後」という極めて遅いタイミングで謝罪に転じた。

これまで「党に責任はない」とするかのように沈黙を貫いてきた同党が、なぜ今になって方針を転換せざるを得なかったのか。

その背景には、常日頃から標榜する「正義」や「平和」の裏にある冷徹な損得計算と、同党の足元を揺るがす「組織票の崩壊」および財政危機がある。

「実利の天秤」にかけた遅すぎる謝罪、崩れる永田町の理論

物事における誠実さの条件には「迅速であること」が挙げられる。しかし、今回の共産党の謝罪は問題発生から2ヶ月が経過しており、その舞台裏で冷徹な損得計算が行われていたことは火を見るより明らかだ。実利の天秤にかけられた結果の謝罪であり、そこには遺族や故人への純粋な哀悼の意は皆無であると言わざるを得ない。

また、これに足並みを合わせるかのように、沖縄テレビが事故から2ヶ月後に「しらっと」このニュースを放送する体たらくを見せている。今年9月に予定されている玉城デニー氏が出馬する沖縄県知事選、さらには来年の統一地方選挙を見据え、選挙への悪影響を最小限に抑えるための「のらりくらりとしたパフォーマンス」は今後も続くとみられる。

「世間の常識」が「組織の論理」を圧倒

ここで注目すべきは、これまで通用していた「永田町の理論」が通用しなくなっているという点だ。

永田町の理論とは、「たとえ間違っていても、組織の力や議席の数で勝れば押し通せる」という身内の行動原理を指す。しかし、現在の世論の潮流は「反リベラル」へと大きく傾いており、SNS上でも共産党に対する非難が噴出している。

かつては組織票で盤石とされた京都知事選のような構図も、沖縄においては様相が変わりつつある。辺野古のボート転覆事件に加え、東京大学の「5月祭中止騒動」などが引き金となり、共産党の支持層が急速に離反。盤石だった組織票が崩壊し始めたため、党中央も「認めざるを得ない」状況へと追い込まれたのが事の実態である。

SNS上で遺族を攻撃する一部左翼活動家の「舌禍」や、身内の二重基準(ダブルスタンダード)が可視化された結果、世論を完全に敵に回す形となっている。

財政を直撃する「機関紙 しんぶん赤旗」の販売不振と高齢化

共産党が世論の反発に恐れをなして慌てて謝罪に転じた背景には、同党の最大の資金源である「しんぶん赤旗」の深刻な販売不振(財政危機)も大きく影を落としている。

政党助成金を受け取らない日本共産党にとって、赤旗の売り上げは党の専従職員(活動家)を維持し、選挙を戦うための「最大の財政基盤」だ。しかし、現在の購読層は1960〜70年代の学生運動・革新運動期を支えた70代後半から80代以上の「後期高齢者」が中心であり、活動家の死亡や施設入所による「自然減」のスピードが止まらない。

歯止めがかからない部数減少

公表データや各種報道に基づく、1980年代の最盛期から現在にかけての部数推移は以下の通りである。

  • 1980年代(最盛期): 約355万部(日刊紙・日曜版合計)
  • 1997年: 約230万部
  • 2017年: 約113万部
  • 現在: 100万部を割り込み、約80万部を推移(日刊紙:約15万部、日曜版:約62万部)

日刊紙単体では「年間十数億円の赤字」が出ていると党中央が危機感を表明しており、同党自身が「発行の危機」として募金を呼びかける異例の事態となっている。現在の40代〜60代の現役世代は紙の新聞を定期購読する習慣がなく、新規獲得は進んでいない。デジタル版への移行を模索しているものの、長年「紙」が支えてきた巨額の減収穴を埋めるには至っておらず、組織の消滅危機に直結している。

諸喜田タケル船長と同志社国際高校の重い責任

この悲劇的な事故の本質は、主導した活動家らの「安全軽視」と、教育機関による「歪んだ平和学習」にある。

武石知華さんを死亡させた平和丸の船長・諸喜田タケル氏の処遇については、今後の政治情勢、特に9月の沖縄県知事選で玉城デニー氏が落選すれば、ヘリ基地反対協議会への手入れ(家宅捜索など)とともに、過去に福島県で起きた北越高校のバス事故の運転手と同様、業務上過失致死容疑での逮捕・訴追へと動く可能性が極めて高い。反対協議会への手入れが入れば、左翼勢力の資金源やマネーロンダリングの器が一気に失われることになる。

磐越道バス事故と辺野古抗議船事故の比較

ネット上でも指摘されている通り、一般的な事故と今回の辺野古の事件を比較すると、その悪質性と対応の異常さが浮き彫りになる。

項目磐越道バス事故(北越高校など)辺野古抗議船転覆事故(同志社国際高校)
活動の目的部活動の遠征思想的な「平和学習」
事故の原因経費削減など明らかな「安全軽視」
乗客名簿存在(現在調査中)そもそも名簿が存在しない
学校側の対応翌日に全校集会で全生徒へ発表生徒へ「箝口令」を敷く
メディアの姿勢批判的な追及スタイル左翼活動家を「擁護的」に扱う報道

教育者でありながら、事故後に生徒に箝口令を敷き、さらに引率教員らが事故の「動画データを消去」させたという疑惑は、明らかな証拠隠滅行為であり犯罪の領域に踏み込んでいる。

「平和」を隠れ蓑にしたダブルスタンダードの限界

共産党や同志社国際高校に共通するのは、「身内の調整や利害計算が終わってからでなければ意見表明すらできない」という左翼特有の機能不全だ。そこには、生徒の模範となるべき教育者の姿も、真の正義も存在しない。

彼らは「国そのものが悪」とし、法律に従うことを正義とは定義していないにもかかわらず、都合の良い時だけ「憲法9条」を持ち出す。この二重基準(ダブルスタンダード)こそが、彼らの主張の本質的な矛盾である。「平和のための闘争」というが、真の平和に闘争など必要ない。

一部の左翼活動家や浅野健一氏のような人間は、「亡くなった女子生徒は活動家だ」「活動家ではないという証拠はない」といった非道な暴論を展開し、遺族のノートや証言(両親も姉も思想信条とは無関係であるという訴え)を完全に無視して攻撃を続けている。

法治国家において、事件を客観的に検証し、共産党の諸喜田タケル氏、そして同志社国際高校の西田校長や引率教員らを「法の天秤」にかけて厳正に裁くこと。

それこそが、理不尽に命を奪われた武石知華さんとそのご遺族に対する、唯一の、そして最大の供養となるはずだ。

欧州ジャーナリスト連盟(European Federation of Journalists)会員No.JP465 N J269写真家 日本外国特派員協会メンバー会員No.TA1321(社)モナコウィークインターナショナル取材 国際ジャーナリスト 樽谷大助d.tarutani0120@gmail.com取材アシスタントKANAME YAGIHASHI取材アシスタント HINATA TARUTANI 取材アシスタントTATIANA IVANOVNA

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