【東大五月祭】爆破・殺害予告で全企画中止、妨害活動や困惑の全容と「損害賠償請求」

東京大駒場キャンパス前で取材に応じる「右合の衆」の山田泰代表 産経新聞より

2026年5月16日、東京大学の本郷・弥生キャンパスで開催されていた「第99回五月祭」の初日、爆破予告や殺害予告、さらには学外活動家らによる抗議行動が重なり、全ての企画が中止へと追い込まれる前代未聞の事態が発生した。

長ヶ月にわたり準備を進めてきた東大生や模擬店の出展者らが多大な損害を被るなか、ネット上では妨害行為への批判や、損害賠償請求を求める集団訴訟の動きに大きな注目が集まっている。

 事件のタイムラインと発生の経緯

今回の騒動は、五月祭初日に予定されていた保守系学生サークル「右合の衆」主催の講演会(参政党・神谷宗幣代表登壇)を巡り発生した。時系列の詳細は以下の通りである。

  • 5月11日
    • 発信者不明のX(旧Twitter)アカウント「@Safe_Satsuki」が、神谷氏の講演に対し「集団行動を呼びかけます」と投稿。
    • いわゆる「しばき隊」系とされる活動家らが、東大前での抗議行動を呼びかけ始める。
  • 5月16日(当日朝)
    • 主催の学生サークル宛てに爆破予告メールが届く。
    • さらに、五月祭公式ホームページ上でも神谷氏に対する殺害予告メッセージが確認される。
  • 5月16日 12:57
    • 会場前において、抗議を行う学外活動家らとスタッフが膠着状態に陥る。
    • 家登みろく氏らが妨害活動を展開。元日本共産党員の鍋倉雅之氏らも加わり、座り込みなどの抗議活動が行われる。
  • 5月16日 13:00
    • 安全確保のため、当該講演会の中止が決定。
  • 5月16日 14:55
    • 五月祭常任委員会により、安全を最優先として五月祭の全企画の中止が発表される。

15万人の学園祭が暗転、東大生に数千万円規模の「大損害」か

年間約15万人が来場し、600以上の団体が出展する国内最大級の学園祭である「五月祭」。初日の全企画中止という決定は、無関係な多くの東大生を巻き込む形となった。

大量の食材を仕入れていた模擬店や、数ヶ月前から学術展示の準備を進めてきた学生たちの努力と費用が一瞬にして水泡に帰す事態となり、ネット上では「威力業務妨害による損害賠償請求は一千万円規模に上るのではないか」との憶測も飛び交っている。

こうした中、甚大な被害を受けた学生らが妨害に関わった勢力に対して集団訴訟を検討する動きを見せており、SNS上では「さすが東大生、きっちり損害賠償を請求すべき」「泣き寝入りせず法的手段をとるべきだ」と称賛と支持の声が上がっている。

 「さつき」誤認と発信者不明の誓約書を巡るカオス

混乱に拍車をかけたのが、東大生有志を名乗る抗議アカウント「@Safe_Satsuki」の存在である。

同アカウントは、神谷氏に対して過去の発言(発達障害、外国人、CO2、LGBT等に関する記述や発言)の撤回を求める「誓約書」への署名を要求していた。

しかし、五月祭(ごがつさい)の読みを「さつき」と誤認していると思われるアカウント名や、発信者が不明である点から、ネット上では「本当に東大生なのか」「知的レベルの低さを露呈している」と疑問視する声が相次いだ。

主催学生側は「卑劣な行為 許せない」と怒りを露わにしており、一部左派系ネットユーザーによる「神谷氏が最初から許可されていなかった」という言説に対しても、明確なデマであるとの指摘がなされている。

 政治指導者の沈黙と「ダブルスタンダード」への批判

今回の騒動では、抗議活動を主導したとされるメンバーの背景や、それを取り巻く政党の対応にも批判の矛先が向いている。

山添拓議員の沈黙と過去の議論

今回の現場となった本郷キャンパスは、日本共産党の山添拓参議院議員の母校(東大OB)である。

常日頃から「平和」や「多様性」を標榜する同氏が、母校の学園祭が破壊され600もの学生団体が巻き添えになった今回の事件に対して沈黙を保っていることに対し、ネット上では「身内の不祥事には声を上げないダブルスタンダード(二重基準)だ」との批判が噴出。

過去の私生活における書類送検の経歴などを引き合いに出した皮肉も聞かれる。

しんぶん赤旗をはじめとするメディアが、連日のように参政党批判を展開する一方で、今回のしばき隊系活動家による過激な妨害活動については一切報じていない点についても、「誇りがあるなら堂々と報じるべき。報じないこと自体が引け目の現れ(答え合わせ)である」との指摘がなされている。

沖縄県知事選などへの影響

今回の東大五月祭での過激な言論封殺劇は、「多様性や言論の自由を叫ぶ勢力が、自ら言論を封殺している」という矛盾を広く世間に知らしめる結果となった。

現在、日本共産党の田村智子代表らは沖縄などを舞台に名誉毀損訴訟などを巡り慌ただしい動きを見せているが、足元で無軌道な活動家らが引き起こす過激な妨害行為は、支持拡大の大きな足かせになっているとの見方が強い。

世相を読まない過激化は一般有権者の離反を招いており、今後の沖縄県政の枠組みや知事選の行方にも劇的な地殻変動(ひっくり返る可能性)をもたらすのではないかと、政治評論家の間でも注目されている。

欧州ジャーナリスト連盟(European Federation of Journalists)会員No.JP465 N J269写真家 日本外国特派員協会メンバー会員No.TA1321(社)モナコウィークインターナショナル取材 国際ジャーナリスト 樽谷大助d.tarutani0120@gmail.com取材アシスタントKANAME YAGIHASHI取材アシスタント HINATA TARUTANI 取材アシスタントTATIANA IVANOVNA

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